グループワークの一例

◆ディスカッション
◆工賃作業
◆対話の会
◆イベントへの参加
◆イベントの企画・運営
◆架空のプレゼン大会
◆架空の商品の営業大会
◆フラワーデザイン
◆タイピング練習 etc.

グループ内での役割分担をいかに責任感を持って実行できるか、またリーダーシップや積極性などを見極めることを目的とします。
時には利用者さんを中心に、YASSAS内でのイベントを企画したり実際に運営するところまでを、グループワークで行ってみます。
参加希望者同士でチームを組んで取り組んだり、個人で考えたりと工夫をして、実践的なプログラムに取り組みます。

カリキュラム紹介
「リフレーミング」

リフレーミングとは「リ」+「フレーミング」=枠組みを再構築することです。
具体的なやり方としてはネガティブな言葉をポジティブな言葉に変えていくチャレンジをします。
例えば「心配性」→「用心深い」「慎重」
「おおざっぱ」→「おおらか」
「しつこい」→「粘り強い」「根気がある」
などネガティブな言葉(ウィークネス)をポジティブな言葉(ストレングス)に変えていきます。
このリフレーミングの狙いとしては・自分の行動や特性、状態、環境などは状況は変わらなくても見る角度を変えれば価値観が変わるということに気がつき自分の可能性に自信が持て自然と自己肯定感を得られていきます

◆SST

SSTとはソーシャル・スキル・トレーニングの略で1980年代後半から注目されるようになった認知行動療法の一種です。
当初は統合失調症やうつ病などの療法に使われていましたが現在では児童の発達障害の療法などにも幅広く使われています。

社会生活では様々なルールやマナーがあり、その中で折り合いをつけていく術を身に着けることが重要です。
これは生活の中で少しづつ学んだり周囲を見て身につけていくものですが精神障害の方の多くは、固有の特性はありますが長い病院生活でその術を失ってしまっていることが多いのが現状です。
この能力を身に着けていく練習がSSTです。